モスクワで脱線、約50人負傷
【モスクワ共同】モスクワ市西部で15日朝(日本時間昼すぎ)の通勤時間帯に地下鉄が脱線、ロシアのスクボルツォワ保健相は21人が死亡したと明らかにした。ロシア非常事態省によると、負傷者は160人以上。電気系統の故障が原因とみられる。
レールから列車に供給される電気が急速に低下したため、自動制御装置が作動し、急ブレーキがかかった衝撃で脱線したという。火災や爆発は起きなかった。テロの可能性は伝えられていない。
モスクワの日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。
連邦捜査委員会は同日、安全管理に問題がなかったかどうか捜査を始めた。
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