避難民支援に87億円
【アビジャン共同】安倍晋三首相は10日午後(日本時間11日未明)、2番目の訪問国コートジボワールのワタラ大統領と大統領府で会談した。治安悪化が指摘されるサハラ砂漠南部「サヘル地域」の避難民支援などに総額8340万ドル(約87億円)を拠出する意向を表明。コートジボワールの安定を目的に770万ドル(約8億円)の支援方針も伝達した。
積極的な支援を通じ西アフリカ諸国との関係を強化し、日本企業の進出につなげる狙いだ。
両首脳は、地域の平和と安定が経済成長につながると確認。ワタラ氏は日本企業の貿易、投資はコートジボワールの経済成長に貢献するとの見解を示した。
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