細川元首相が都知事選出馬検討
細川護熙元首相(75)が23日告示、2月9日投開票の東京都知事選への立候補を検討していることが9日、分かった。複数の関係者が明らかにした。「脱原発」を前面に打ち出す方向で、小泉純一郎元首相との連携を模索しているという。小泉氏の動向を慎重に見極めた上で、近く最終判断するとみられる。
脱原発を唱える小泉氏が細川氏の支援に回れば、自民党内や同党支持層の亀裂を誘う可能性がある。脱原発は民主党や生活の党など野党の結集軸にもなり得るだけに、細川氏の動向は選挙戦の構図に大きく影響しそうだ。
細川氏は、立候補の場合は政党公認などを得ず、無所属で臨む意向とみられている。
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