【テヘラン共同】欧米など6カ国とイランは12日、昨年11月に合意したイラン核問題の解決に向けた第1段階の措置となる「共同行動計画」について、20日から履行を開始すると明らかにした。イランのアラグチ外務次官が国営イラン通信などに明らかにした。
履行開始決定を受けて、オバマ米大統領は12日の声明で、イラン核問題を解決することは困難であり「幻想は抱かない」と指摘。だが米国の安全保障や地域の平和のために「今こそ外交にチャンスを与えるべきだ」と訴えた。
欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表も声明で「順調な履行に向けての土台が確立された」と歓迎した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。