警察庁に出向中の大阪府警警部(41)が、岸和田署の刑事課強行犯係長だった2005年、強制わいせつ事件の実況見分調書の作成を怠り、約7年後になって捏造していた疑いがあることが12日、捜査関係者への取材で分かった。
府警は公文書偽造・同行使などの疑いで捜査するとともに、警察庁と連携して処分する方針。
捜査関係者によると、事件は12年5月に公訴時効を迎えている。警部は「自らの不始末を解決しなければと思ってやった」と説明している。
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