中国国連大使が靖国参拝を批判
【ニューヨーク共同】中国の劉結一国連大使は8日、安倍晋三首相の靖国神社参拝を批判し「彼は自分の国をどこに向かわせようとしているのか」と述べた。さらに「一つの国を大変危険な道に向かわせる誤った態度を繰り返させない」ため、国際社会が協調するべきだと主張した。国連本部で記者団に述べた。
劉大使は、国連は「新しい世代を戦争の災いから守るための組織」だと強調。靖国神社にまつられているA級戦犯は「人類を第2次大戦に導いた災いの一部」だと述べ、靖国に敬意を表することは国連憲章に疑義を唱えるものだと話した。
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