大阪府警鶴見署は9日、昨年8月上旬に認知した監禁事件が虚偽だと分かり、逮捕した20代男性を即日釈放したと明らかにした。拘束時間は約4時間だった。
府警の誤認逮捕が発覚したのは、昨年7月以降で7件目。田中法昌本部長は9日、不祥事の多発を受け、再発防止を指示したばかりだった。
鶴見署によると、男性は「監禁はしていない」と容疑を否認。被害者とされた女性は虚偽の供述をしていたが、同署は十分な裏付けをせず、見抜くことができなかった。
鶴見署によると、女性は男性の知人。女性の両親が「娘が監禁されている」などと相談し、捜査を開始。女性も虚偽の説明をしていた。
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