【ワシントン共同】米国務省は10日、冬季五輪観戦などのためにロシア南部ソチへの旅行を予定している市民に対し、テロの発生や同性愛者への差別的措置を警戒するよう呼び掛ける渡航注意情報を出した。
五輪のような大規模イベントは「テロリストにとって格好の攻撃対象だ」と強調。昨年12月に南部ボルゴグラードで起きた連続爆破テロの例を挙げ、公共交通機関を利用する際などは注意を怠らないよう求めている。
また、ロシアで昨年成立した「同性愛宣伝禁止法」は外国人にも適用されるとし、ロシア当局が「宣伝行為」の定義を広く解釈している可能性があると指摘した。
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