14年は全社販売増を計画
ビール大手4社の2014年のビール類販売計画が10日、出そろった。各社とも、景気の改善で需要が高まっている高級ビールと低価格な「第三のビール」を強化する戦略で、前年実績を上回る販売を実現する構えだ。ただ市場全体は、人口の減少傾向を背景に横ばいから最大3%程度の縮小を想定しており、市場の奪い合いが激しさを増しそうだ。
第三のビールや発泡酒を含めたビール類の販売計画の4社合計は、前年比0・7%増の4億3240万ケース(1ケースは大瓶20本換算)。このうち、10日に計画を発表したサッポロビールは1・4%増の5280万ケースを目指す。
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