政府は12日、集団的自衛権行使を容認するための憲法解釈変更を通常国会中に行う方向で検討に入った。安倍晋三首相が設置した「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」は、行使を容認する報告書を4月に政府へ提出する予定で、政府は受け取ってから会期末までに方針を打ち出すとみられる。解釈変更に伴う関連法整備は秋の臨時国会以降となる見通しだ。
安全保障担当の礒崎陽輔首相補佐官が東京都内で記者団に明らかにした。通常国会は24日に召集され、延長がなければ6月22日が会期末となる。
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