松木謙公前議員側に偽装献金か
松木謙公前衆院議員(54)の親族企業グループが、札幌国税局から約2億円の所得隠しを指摘されていたことが12日、関係者への取材で分かった。役員報酬を装って資金をプールし、その一部を取引先企業の経営者らの名義を借りて個人献金を装い、松木氏の資金管理団体「新世紀研究会」などに献金していたという。
政治資金規正法は、他人名義での献金や資金管理団体への企業献金などを禁じており、同法に違反する可能性がある。
関係者によると指摘を受けたのは、松木氏の父親(84)が社長を務め、建設関係の日刊紙などを発行する「北海道通信社」(札幌市中央区)のグループ。
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