火星探査を国際協力目標に
【ワシントン共同】日米中やロシア、欧州などの主要国が今後の宇宙探査の在り方を議論するため、ワシントンの国務省で開催した「国際宇宙探査フォーラム」は9日、火星への有人探査を国際協力の「長期目標」と位置付けることに合意し、閉幕した。
参加国は月や小惑星の先にある火星探査に向け、国際協力を拡大することが「人類への最大限の貢献になる」との総括文書を発表。2016年か17年に日本で開く次回フォーラムに向け、協力の枠組みに関する具体的な議論を始めることになった。
宇宙探査をテーマとする本格的な閣僚級国際会議は今回が初めて。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。