日中貿易総額、5・1%減
【北京共同=早川真】中国税関総署は10日、2013年の日本との間の貿易総額が、前年比5・1%減の3125億5千万ドル(約33兆円)だったと発表した。
沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化が響き、2年連続の前年割れとなった。減少幅は、前年の3・9%減から、さらに拡大した。
中国の世界各国との貿易総額は7・6%増の4兆1600億ドルに拡大。初めて4兆ドルを突破しており、日中間の冷え込みが鮮明だ。
中国市場では、電気製品などで日本メーカーを敬遠する動きが続いた。日本の自動車メーカーの販売が持ち直すなど、回復の兆しも出始めている。
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