【香港共同】香港大規模デモをめぐり事態打開への正式対話の開催を政府が見送ったことに抗議する集会が10日夜、香港島中心部アドミラリティ(金鐘)の政府本部庁舎前で開かれた。約3万人が参加し、学生団体代表はデモ継続を訴えた。
幹線道占拠から13日目。デモ長期化による深刻な交通渋滞などへの批判が高まる中、学生側はデモを支持する世論を再び盛り上げ、政府に圧力をかけたい考えだ。
一方、中国の李克強首相は10日、ベルリンで記者会見し「香港の高度な自治を保障する政策は今後も変わることはない」と述べ、「一国二制度」を守る考えを表明した。
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