大型で非常に強い台風19号は10日、沖縄の南の海上を北へ進んだ。今後も勢力を維持したまま11~12日に沖縄、奄美地方に接近するとみられ、暴風や猛烈なしけとなる見込み。九州南部でも11日夜には非常に強い風が吹く恐れがあり、気象庁は警戒を呼び掛けた。
11日にかけて予想される最大風速は沖縄地方30メートル(最大瞬間風速45メートル)、奄美地方25メートル(同35メートル)、九州南部20メートル(同30メートル)。波の高さは各地で8~11メートルの見通し。
台風は10日正午現在、沖縄の南の海上を時速約15キロで北へ進んだ。中心気圧は920ヘクトパスカル。
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