ノーベル賞の天野氏帰国
青色の発光ダイオード(LED)を開発し、ノーベル物理学賞の受賞が決まった天野浩名古屋大教授(54)が10日、訪問先のフランスから中部空港に帰国後、共同受賞する大学時代の恩師、赤崎勇名城大終身教授(名古屋大特別教授)(85)と名古屋大で記者会見し、「このような栄誉に驚いている」と笑顔で感想を語った。
受賞決定後、初めて赤崎氏と対面した天野氏が、表情を崩しながらも「めちゃくちゃ緊張している」と話すと、赤崎氏は「こんなにうれしいことはありません」と応じた。
天野氏は、決定の発表時、自らの受賞は知らず、授賞理由も読んでいないと明らかにした。
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