復興の象徴、聖火台取り外し開始
1964年東京五輪の開会式から半世紀となる10日、大会の象徴である国立競技場(東京都新宿区)の聖火台が取り外された。敗戦から20年足らずで平和の火をともした復興のシンボルは、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市に運ばれ展示される。2020年の東京五輪・パラリンピックでは、生まれ変わった新国立競技場の敷地内に記念展示される予定だ。
高さ2・1メートル、重さ2・6トンの巨大な聖火台は、沿岸部に造る公園に置かれる予定で「被災者の励みになれば」と市の担当者。競技場は年内に解体、新国立競技場に建て替えられ、6年後の東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる。
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