大型で非常に強い台風19号は10日、沖縄の南の海上で北上を続けた。今後も勢力を維持して11日は沖縄、奄美地方で猛烈な雨や風となり、12日にかけて接近の恐れが強まっている。さらに13日は九州南部に接近の可能性があり、気象庁は土砂災害や暴風、高波に厳重な警戒と早めの安全対策を呼び掛けた。
気象庁によると、10日は沖縄県内の各地で最大瞬間風速30メートル前後の非常に強い風を観測。11日には風速25メートル以上の暴風域に入ってさらに強まり、夜には猛烈な風となると見込まれる。11日にかけて予想される最大風速は沖縄地方で45メートル(最大瞬間風速65メートル)。
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