米国初のエボラ感染を確認
【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は12日、米南部テキサス州ダラスの病院でリベリア人男性のエボラ出血熱治療に関わっていた看護師の女性が、エボラ熱に感染しているのを確認したと発表した。
スペインの例と同様に治療中の院内感染で、米国内でエボラ熱の感染が起きたのは初。診断例としては死亡したリベリア人男性に続き2例目。
CDCのフリーデン所長は「感染防護策に明らかな誤りがあった。ほかの医療スタッフの感染も懸念される」と指摘。事態を重く見たオバマ大統領は早急な原因究明をCDCに指示するとともに、保健当局に万全の感染対策を取るよう求めた。
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