中国決定の受け入れが条件
【香港共同】香港大規模デモで、香港政府ナンバー2の林鄭月娥政務官は11日、次期行政長官選挙から民主派を事実上排除した中国の決定を学生団体が受け入れなければ、対話は行わないとの考えを示した。訪問先の中国広東省広州市で香港メディアに語った。
学生団体「香港専上学生聯会(学聯)」などは11日夜、激しく反発。中国の習近平国家主席宛ての公開書簡を発表し、香港政府が「民意を完全に無視している」と批判するとともに、決定は香港政府の「事実でない」報告に基づいているとして撤回するよう求めた。幹線道占拠から11日で2週間。事態収拾は一層難しい状況となった。
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