DMAT、80チームが訓練
愛知、三重、岐阜県など9県で構成する中部ブロックの災害派遣医療チーム(DMAT)は11日、南海トラフ巨大地震を想定し、傷病の度合いに応じて治療の優先順位を判断するトリアージや負傷者を遠方に搬送するための実践訓練を行った。
愛知県によると、訓練には医師、看護師らで構成する9県のDMAT約80チームのほか、自衛隊、消防、警察が参加。平野部や半島部で建物の倒壊や火災が起き、けが人が多数出ることを想定して、愛知、三重県内の病院など約30カ所で実施した。
愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地では、患者を自衛隊の大型輸送機で県外に運ぶ訓練を行った。
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