インターネットの検索サイト「グーグル」に表示される投稿記事で人格権を侵害されたとして、日本人の男性が検索結果の削除を求めた仮処分で、グーグル側は10日、東京地裁から命令された部分の削除を検討するとして、裁判所に制裁金支払い命令を求める「間接強制」の申し立てを保留するよう男性側に要請した。男性側の代理人弁護士が明らかにした。
決定の内容に不服がある場合、異議申し立てができる。男性側弁護士によると、グーグル側の代理人が10日になって「削除するかどうか検討するので、対象のリストを送ってほしい」と求めてきた。異議申し立てをするかどうかは明らかにしなかった。
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