御嶽山、13日の捜索は困難か
登山者56人の死亡が確認された御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県警は12日の捜索の結果、人体の一部を複数発見し収容した。DNA鑑定で身元を調べる。なお7人が行方不明だが、台風19号が接近していることから、長野県災害対策本部は13、14両日の捜索を中止すると決めた。土石流への警戒も強まっている。
12日の捜索は、警察、消防、自衛隊の計約1150人態勢で、山頂付近には計約510人が投入され、火山灰に棒を刺したり、急斜面をロープ伝いに下りたりして行方不明者を捜した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。