台風19号、列島縦断の恐れ
大型で強い台風19号は12日、東シナ海を北上し、進路を東寄りに変え九州南部に接近した。13日午前にも勢力を保ったまま九州南部に上陸する可能性が高まった。その後は日本列島を縦断する恐れがある。気象庁は、暴風や大雨への厳重な警戒を求めた。14日午後に三陸沖で温帯低気圧に変わる見込み。
12日は沖縄や奄美、屋久島が暴風域に入り、各地で激しい雨や風となった。静岡県では漁港で釣りの男性が高波にさらわれ行方不明となった。鹿児島県などでは、強風で転倒し脚を骨折するなどのけがが判明し、共同通信のまとめでこれまでの重軽傷者は計36人。
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