G20財務相会議が閉幕
【ワシントン共同】米ワシントンで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は10日、インフラ投資を支援する枠組みの具体化で一致し閉幕した。議長国であるオーストラリアのホッキー財務相は記者会見で「新たな弱さに直面している国もある」と世界経済の現状に懸念を表明。成長力強化へ各国が連携して取り組むことを確認した。
会合では、インフラ整備への民間投資を促す国際枠組みの骨格を11月の首脳会合までに完成させることに合意した。G20全体の国内総生産(GDP)を2018年までに2%以上引き上げる政策目標の達成に道筋を付けたことも強調した。
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