台風19号、沖縄本島に接近
大型で非常に強い台風19号は11日に沖縄本島へ接近し、12日午前0時半ごろに中心付近が通過した。今後は進路を東寄りに変え、13日に強い勢力のまま九州に上陸する恐れがある。西日本から東日本を縦断する可能性もあり、気象庁は暴風や大雨による土砂災害などに警戒を呼び掛けた。
11日は沖縄地方や奄美地方の一部が風速25メートル以上の暴風域に入り、各地で猛烈な風を観測。女児(9)が強風で閉まったドアで指を切断するなど九州と沖縄で29人が重軽傷を負った。空の便は那覇空港発着の全便など、300便以上が欠航し約4万人に影響。避難勧告は沖縄県の15万人余りが対象になった。
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