【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)の運営方針を決める国際通貨金融委員会(IMFC)が11日、米ワシントンで開かれた。米国は会合に向けて声明を公表し、日本経済はデフレと低成長の二つの課題に直面し「先行きが不透明」だと懸念を表明した。
会合では、緊迫する中東やウクライナ情勢が世界経済に及ぼす影響を点検するほか、欧州が直面するデフレ懸念への認識を共有する見通しだ。
米国は声明で日本経済に言及し、財政健全化を注意深く進め、成長を押し上げる構造改革を実行することが必要だと指摘した。ユーロ圏経済の停滞にも懸念を示した。
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