【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は10日、西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱の死者(疑い例を含む)が8日までに4千人を超えたと発表した。9月5日に死者2千人を超えてから、わずか約1カ月で倍増した。
3千人を超えたのは約2週間前で、西アフリカでのエボラ熱流行は急速に拡大している。米国やスペインでも感染者が確認されており、世界的な流行を食い止めるための連携が国際社会の急務となっている。
8日までの集計で感染が確認されたか疑われる患者はリベリア、シエラレオネ、ギニア、ナイジェリア、セネガルの西アフリカ5カ国に加え、米国、スペインで計8399人。
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