勤務先から医師や看護師の個人情報を不正に持ち出したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は14日、不正競争防止法違反(営業秘密の複製)の疑いで、医療従事者向け求人情報紹介会社の元システムエンジニア(SE)三上兼吾容疑者(36)=東京都日野市豊田=を逮捕した。
捜査関係者によると、同社に登録していた医師や看護師ら計約1万7千人分の情報が持ち出されたとみられ、住所や氏名、生年月日、学歴、勤務先も含まれていた。三上容疑者は退職して別の求人情報紹介会社の設立に携わった疑いがあり、警視庁が経緯や目的を調べる。
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