【ソウル共同】韓国国防省などによると、同国北東部の南北軍事境界線に近い江原道高城郡の陸軍部隊の見張り所付近で21日夜、警戒勤務をしていた同部隊の兵長が小銃を乱射し、同僚の兵士5人が死亡、7人が負傷した。北朝鮮と交戦があったとの情報はない。
兵長は銃と実弾、手りゅう弾を持ったまま逃走した。軍当局が行方を追っている。
YTNテレビによると、見張り所は民間人が住む地域からは離れているという。軍や警察は周辺地域の検問を強化した。
YTNによると、兵長は昼間の警戒勤務を終え夜間勤務の兵士と交代した直後、小銃を乱射したとみられ、軍当局が状況の把握を急いでいる。
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