中韓、集団的自衛権反対で一致
【ソウル共同】韓国の朴槿恵大統領は4日、訪韓した中国の習近平国家主席との昼食会で、安倍晋三政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことや、従軍慰安婦問題に絡む河野洋平官房長官談話を検証したことは不適切だとの認識で習氏と一致し、安倍政権を批判した。
集団的自衛権をめぐっては、米国は安倍政権の決定を支持。韓国は黙認する態度だったが、朴氏が中国に同調し批判的な立場を鮮明にしたことで、日米が進める重要な安保戦略に中韓が一致して反対する状況となった。
韓国大統領府の朱鉄基外交安保首席秘書官が韓国メディアに話した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。