女性の活躍は高知が3冠―。地域経済の活性化に向けた男女共同参画会議(内閣府)専門調査会の報告書で、働く人、管理職、起業家のいずれの項目でも、女性の割合は全都道府県の中で高知県が最高であることが明らかになった。
県の担当者は「共働き世帯が多く、女性が働くことに寛容な雰囲気がある。中小企業が中心で、社員数が少ないため女性が管理職になりやすいのでは」と分析している。
総務省の12年調査を基に、内閣府が作成したランキングによると、公務員を含む課長相当職以上のうち、女性の割合は高知21・8%、青森20・3%、和歌山18・4%の順だった。最下位は滋賀の8・0%。
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