政府、与党は25日、集団的自衛権行使を可能とする憲法解釈変更に向けた閣議決定案の冒頭部分に「外交努力による紛争の未然回避」との文言を追加する方針を固めた。与党関係者が明らかにした。27日の与党協議で政府側が提示する見通し。公明党の修正要求を踏まえた対応で、防衛力強化に偏らない姿勢を見せ、慎重論がくすぶる同党の意見集約を促す狙い。自公両党は早ければ7月1日の閣議決定に間に合わせるため、与党調整を加速させた。
自民党の石破茂幹事長は25日夜、仙台市で講演し「公明党の理解を得るために誠心誠意、説明したい」と述べた。
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