台湾で初の中台公式会談
【桃園共同】中国国務院(政府)台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)は台湾を初訪問し、桃園国際空港近くにある桃園県のホテルで25日、台湾の中国政策を主管する大陸委員会の王郁キ主任委員(閣僚)と公式に会談した。
主管官庁トップの公式会談は、1949年の中台分断後初となった中国・南京での2月の会談に続き2回目。初会談で合意した相互訪問が実現したが、台湾で中国の影響力拡大に警戒感が強まる中、経済統合などへの協議に大きな進展はなく中台交流の減速を示した。
会場となったホテル周辺では、大量の警官らが部外者の立ち入りをチェックする厳戒態勢が敷かれた。
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