【カイロ共同】イラク軍は28日、イスラム教スンニ派の過激派「イラク・シリアのイスラム国」が支配する北部の主要都市ティクリートの全面奪還に向けて大規模な地上部隊を派遣した。中東の衛星テレビ、アルジャジーラは、部隊はティクリートを包囲したとみられると伝えた。
奪還に成功すれば守勢に立たされてきた軍の巻き返しが鮮明となりそうだ。
一方、「イスラム国」は27日、短文投稿サイトのツイッターで「米国がイラクを爆撃すれば、全ての米国人がわれわれの正当な標的となる」との声明を出し、報復攻撃を警告した。
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