格安航空会社、関空から広げる翼
成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは24日までに、関西空港を第2の拠点として運用を始めた。関空ではほかのLCCでも拠点化が進み、LCCを成長の柱として位置づけている新関西国際空港会社は「関空の利便性が注目されるのは歓迎すべき状況だ」としている。
多くの貨物機が離着陸する深夜の関空。一日の運航終了後、ジェットスター・ジャパンは保有する18機のうち、夜間に常時3機を駐機する。
これまでは全機体を成田に駐機していたため、早朝の関空出発便は、機体を成田から運ぶ必要があった。同社は需要の見込める早朝や深夜の運航態勢を強化する。
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