中韓首脳、北朝鮮核問題など協議
【ソウル共同】中国の習近平国家主席は3日、国賓として韓国を初訪問し朴槿恵大統領とソウルの大統領府で会談した。双方は共同声明で「朝鮮半島での核兵器開発に断固として反対する」と明記。声明付属文書で旧日本軍の従軍慰安婦問題について関係機関による共同研究を進めるとした。中韓自由貿易協定(FTA)の年内妥結に努力することでも合意した。
会談後に共同記者会見した両首脳は歴史問題で名指しの日本批判を避けた。中国中央テレビによると、習主席は会談で来年が抗日戦争勝利と「光復節」から70年だとして、中韓共同の式典開催を呼び掛けた。
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