【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO、本部ジュネーブ)は26日、太平洋赤道海域の海面水温が南米ペルー沖で高い状態が続き、異常気象の原因となる「エルニーニョ現象」が今年10~12月に発生する可能性が75~80%に上るとの予測を発表した。
6~8月に発生する可能性も60%としている。実際に発生すれば2009年夏から10年春に観測されて以来。ただ発生した場合にどの程度の規模になるかは、現段階では不明という。
エルニーニョ現象は全地球的に干ばつや洪水などの異常気象をもたらし、日本では冷夏、暖冬になりやすい傾向がある。
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