就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)は26日、来年3月卒業予定の大学生の就職内定率が、今月1日時点で前年より7・9ポイント高い61・3%だったと発表した。内定率が前年比8・4ポイント上昇した5月1日時点から引き続き高い水準を保ち、景気回復に伴う改善傾向が示された。理系と女子の伸びが目立った。
内定獲得者は1人で平均1・91社の内定を得ているが、昨年の平均1・95社よりは低下。リクルートキャリアは「内定がより多くの学生に行き渡っている状況が読み取れ、新卒市場の裾野の広がりがうかがえる」と分析している。
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