沖縄戦終結69年、戦没者を慰霊
沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦が終結したとされる「慰霊の日」を迎え、県民は犠牲となった20万人以上の戦没者を悼んだ。69年前に最後の激戦地となった同県糸満市摩文仁の平和祈念公園では、安倍晋三首相やケネディ駐日米大使らが出席し、恒久平和を誓う「沖縄全戦没者追悼式」が営まれた。
安倍政権が集団的自衛権の行使容認に突き進む中、日米の地上戦で民間人多数が犠牲になった沖縄では、多くの県民が戦争に再び巻き込まれないか不安の声が上がっている。
追悼式では、仲井真弘多知事が平和宣言で、過重な基地負担の軽減を日米両政府に訴え、安倍首相は全力を尽くすことを約束。
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