地球に質量が似た惑星発見
地球から3千光年離れた、二つの恒星が互いを回り合う「連星」系で、大阪大と名古屋大、京都産業大のチームが軌道や質量が地球に似た惑星を発見し、3日付の米科学誌サイエンスに発表した。
連星系での惑星探査は難しくあまり進んでいない。銀河系の星の約半数が連星で、チームは地球に似た惑星が見つかる可能性を広げる成果としている。
チームの住貴宏大阪大准教授によると、ニュージーランドにある天文台望遠鏡で観測。この惑星は、連星のうち片方の恒星の周りを回っている。地球の重さの数倍の惑星は「地球型惑星」と呼ばれ、この惑星は約2倍。太陽と地球の距離とほぼ同じだけ離れて回っている。
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