ベーカー元駐日大使死去
【ワシントン共同】駐日米大使として米中枢同時テロ後の日米連携に尽力、当時の小泉純一郎首相とブッシュ大統領の親密な関係を支えたハワード・ベーカー氏が26日、脳卒中に伴う合併症のため南部テネシー州の自宅で死去した。88歳だった。同氏が顧問を務めていた法律事務所が発表した。
テネシー州ハンツビル生まれ。弁護士を経て1967年に共和党の連邦上院議員となった。77~85年には上院共和党を取り仕切る院内総務として、民主党との合意形成などに指導力を発揮、党派を超えた人望を集めた。
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