ウクライナ軍、東部で攻勢再開
【モスクワ共同】ウクライナのトゥルチノフ最高会議(議会)議長は1日、ポロシェンコ大統領が停戦破棄を宣言したことを受け、ウクライナ軍が東部の親ロシア派武装集団への本格的な攻勢を、同日朝から再開したと明らかにした。インタファクス通信が伝えた。
ロシア下院のナルイシキン議長は同日「停戦と対話」が必要と強調。親ロ派の後ろ盾であるプーチン政権は、事態収拾の可能性をさらに探る姿勢だ。ポロシェンコ氏も親ロ派の武装放棄などに進展があれば、和平交渉を再開する意向。
しかし東部の親ロ派組織は1日、武装放棄には応じないと述べ、対話の糸口を見いだすのは当面困難とみられる。
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