北朝鮮、拉致調査委の陣容提示
【北京共同】日朝両政府は1日夕(日本時間同)、中国・北京での外務省局長級による協議を終えた。拉致被害者の安否再調査などに関する特別調査委員会の陣容に関し、伊原純一アジア大洋州局長は終了後、記者団に「北朝鮮側から丁寧な説明があった」と強調。安倍晋三首相は官邸での記者会見で、独自の経済制裁の一部解除について「しっかり見極めて適切に判断する」と述べた。首相は3日に関係閣僚と協議し、最終判断する方向だ。
関係者によると、伊原氏は2日夜に首相に報告。首相は、菅義偉官房長官ら関係閣僚との協議で北朝鮮の説明内容を検討する。
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