閣議決定案反対、官邸前に2千人
集団的自衛権を行使できるようにする憲法解釈変更の閣議決定案に、自民、公明両党が正式合意した1日午前、反対する市民約2千人(主催者発表)が東京・永田町の首相官邸前を埋め尽くし「国民の声を聴け」「憲法9条を壊すな」と繰り返した。
6月30日夕も1万人(同)が集まり、抗議の声を上げた官邸前。閣議決定が午後に迫った1日は、強い日差しが照りつける中、市民は太鼓を打ち鳴らし、懸命のシュプレヒコールを続けた。
抗議行動は首都圏の市民団体や労働団体でつくる「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」と、憲法学者や作家らによる「戦争をさせない1000人委員会」が呼び掛けた。
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