中国、日中首脳会談に意欲
【北京共同】中国共産党の王家瑞中央対外連絡部長が、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際の日中首脳会談について「中国としても歩み寄りの雰囲気をつくりたい。双方が努力して会談を行うぞという雰囲気が大事だ」と意欲を示したことが26日、日中関係筋の話で分かった。社民党の吉田忠智党首と23日に行った会談で語った。
北京APECまで5カ月を切り、強硬一辺倒だった中国が日本との対立の緩和を模索し始めた可能性がある。王氏は各国との政党間外交を仕切る立場にあり、発言は最高指導部の意向を反映しているとみられる。
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