都議会、やじ問題事実上幕引き
東京都議会は25日、6月議会の最終本会議を開いた。セクハラやじを浴びた塩村文夏都議(35)が所属するみんなの党会派は民主党と、鈴木章浩都議(51)=自民党都議団、離脱=以外のやじ発言者の特定を求める決議案を提出したが、別の発言は確認できなかったとする最大会派の自民が賛成に回らず否決された。事実上の幕引きで国内外の批判が高まるのは必至だ。
自民、公明、民主、結いと維新、みんなの党の5会派が共同提出した議会の信頼回復を盛り込んだ決議案は賛成多数で可決。だが、この決議案には鈴木都議以外の別の発言者について特定を求める記載はない。
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