日本原燃、再処理工場の審査申請
日本原燃は7日、青森県六ケ所村に建設中の使用済み核燃料再処理工場について、新規制基準を満たしているか確認する審査を原子力規制委員会に申請した。再処理工場は、原発の使用済み核燃料に含まれるプルトニウムを再利用する核燃料サイクル政策の中心施設。
原燃は審査に半年、その後の検査や工事に4カ月かかると見込み、10月の工場完成を計画している。だが、再処理の工程は複雑で設備の数も多い上、六ケ所村沖の「大陸棚外縁断層」に活動性があるかが焦点となっており、審査が長期化する可能性がある。
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