「戦略的に領土守る」と首相
安倍晋三首相は7日、外交・安全保障政策の司令塔として設置した国家安全保障会議(NSC)の事務局となる国家安全保障局の発足式で「今まで以上に日本は戦略的に領土、領海、領空を守っていく」との決意を表明した。国家安全保障局は、外務、防衛両省や警察庁の出向組を中心とする計67人でこの日始動。首相や関係閣僚を構成メンバーとして先行スタートしていたNSCを補佐する体制を整えた。
初代の谷内正太郎局長は今月中に米ワシントンを訪れ、日本がモデルとしたオバマ米政権のNSC関係者と意見交換。連携強化を図る方針だ。米以外の各国との協力も積極的に進める。
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