通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、警視庁が、データにアクセスした痕跡のあるIDをベネッセ側から与えられていた派遣社員を任意で事情聴取し、流出への関与を認めたことが14日、関係者への取材で分かった。派遣社員の勤務先関係者の事情聴取も始めている。
警視庁は、データにアクセスする権限を持つ人物の勤務状況を調べ、コピーされた形跡のある日と照合。流出元や持ち出した人物の特定を急ぎ、不正競争防止法違反(営業秘密の複製、開示)容疑での強制捜査を検討している。
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